2015年04月18日
報知杯フィリーズレビュー2013

報知杯フィリーズレビュー2013ランキング

桜花賞に向けての一戦

桜花賞のトライアル競走の中でも最も格の高いG2競走に指定されている本競走。桜花賞と同じ阪神競馬場で施行されるという点から栗東所属の有力馬の多くが出走し、本番の大舞台を目指す争いを繰り広げている。今年は前走を快勝しているメイショウマンボや前走のフェアリーSで勝馬とタイム差無しの3着と健闘を見せたサンブルエミューズ、既に重賞タイトルを手にしているサウンドリアーナなどクラシック第一冠目を目指す有力牝馬がここへと出走してきた。

サマリーズが逃げる

各馬揃ったスタートからダッシュがついたのはサンブルエミューズだったが、中からサマリーズが抜け出してハナに立つと、ティズトレメンダス、サンブルエミューズ、ナンシーシャイン、サウンドリアーナといった人気勢が2番手から追って先団を形成し、先団の直後からハイマウンテンとメイショウマンボの2頭が中団グループを引っ張って前を追走して行く。

3コーナーカーブにさしかかると、馬群はやや縦長といった展開に。ハナで逃げていたサマーリーズにピッタリと外から張り付くティズトレメンダス。この2頭が先頭をキープしたまま集団を引っ張っ
て3・4コーナーの中間を進んで行く。

前3頭が横並びで4コーナーから直線へ

4コーナーに入る頃には外から進出を見せたラトーナがティズトレメンダスの外側に位置取り、3頭が横並びでコーナーカーブから直線に入り、叩き合いを演じることとなる。積極手に逃げていたサマリーズだったが、直線に入った辺りで疲れが出たのかズルズルと後退。それを機に併走していたティズトレメンダスが先頭に替わってゴールを目指し後続を引き離しに掛かる。

しかし、後続各馬の手応えも上々で、内からはナンシーシャイン、外からはサンブルエミューズ、シーブリーズライフ、メイショウマンボが次々とペースを上げてティズトレメンダスに迫る。レースは直線の坂を向かえ粘るティズトレメンダスが先頭を保っていたが、内を突いてきたナンシーシャインがひと足先にティズトレメンダスを捉えてハナ、クビとリードを広げに入るが、外から追い込んできたメイショウマンボの末脚が違った。

メイショウマンボが鋭い末脚で差し切った

鞍上のゴーサインに応えて脚を伸ばし始めると、ニシノモンクスとシーブリーズライフ2頭の間をスッと駆け抜け、勢いそのままにティズトレメンダスとナンシーシャインの2頭をまとめてかわして1と1/4馬身の着差を付けて見事優勝を果たし、桜花賞への優先出走権を手にした。
2着には直線でティズトレメンダスを最後の最後にかわしたナンシーシャインが入着。3着には粘りを見せたティズトレメンダスが後続の追撃を振り切って入着を果たした。

一方、1番人気の支持を受けたサンブルエミューズは道中3番手追走と積極的なレース運びを見せていたが、直線で伸びを欠いてしまい11着に大敗。さすがに負けすぎている感は否めないため、次走以降で好走できるかに疑問の残る一戦となった。